舞台

私ね、小さい時から親戚で、よく言う可哀相な育ち方をしてきた。
心がね捻じ曲がりそうで正直怖かった。
少し曲がってしまってるとこだってあるけどね。
育ちが悪いから、ほらっあんな大人になったなんて、私のプライドが許さなかった。
私は良い大人になるんだ、決して道を踏み誤らないんだと、自分の気持とは別の考え方で生きてきた。
迷ったら心ではなく天の神に聞いて答えを出してきた。
架空のものだけど、だんだん神が私の歩く道を決めてくれてると信じるようになってきて、心で求める暮らしと反対の真面目な道を選んで歩いてこれた。

負けず嫌いなのか、ろくな大人にはならないと言う大人の言葉を真っ向から否定したかったか・・・？
幸せだったかと聞くと、「ううん」しか答えは無い。
デモね、身に受けた悲しみだって、経験と言う名の自分の肥料。
たとえどんなこともね。
今でも、食べ物に涙する事もあるし聞くと泣く言葉だってある。
まだまだ心は傷ついたまんま。

どんな事だって泣くほどの事だって、全部自分の肥やしとするなら何が有っても、儲けもん！！
自分の幕は自分で脚色してから引きたいよね。
長い長〜い、私が作り上げた私の舞台だもん。
私、もちっ、主演女優・・・(??⌒∇⌒??)ｷｬﾊﾊﾊ!!名女優よ！！

私病気だけど、可哀想だと言う人たちだって居るけど、ありがたいよね、同情してくれる気持が有るんだからね。
でもね、ちっとも可哀想なんかではない。
走って走って考えて無我夢中で走ってきた私に、神が与えてくれた最大の優しさだと思えるからよ。
ゆっくり空と風と戯れる時間をくれたとに、感謝ばっかり。
おおいばりでのんびりと日向ぼっこしても良いんだもん、無上の喜びだよ。

人生生きてりゃぁほんとに良い事がいっぱいあるんだね。
幕引きの時まで、「私を、いよっ、名女優と言いつつ演じ続けたいと思うんよ。
舞台は田舎。役は農家のおばさん役。背景は自給自足の農家。
動物がいっぱい居てね楽しそうに、時々(￣Σ￣;)ﾌﾞｰと言いながら働いてるおばさん。
脚本は私だから書くのも変更も自由よ。
私が気をつける事は見てる人が楽しいと思う舞台なんよ。
私、役にはまっているかしら〜〜？(＝⌒▽⌒＝) ﾆｬﾊﾊﾊ♪
あっ、大豆の取入れを〜、大根葉の浅漬け作らなくっちゃぁね。
農家のおばさん役は、忙しい〜！！　　　　　　　　　　＊マザー