憎っきタヌキめ!!

お母さん起きて!!の言葉に寝ぼけ眼で起きたら、烏こっけいの小屋が騒がしい!!って、取りあえず走った!!懐中電灯を照らすと、そこら中、鳥のはねだらけ、向こうを見るとタヌキが逃げていく。あっちのトタンにぶつかりこっちのトタンにぶつかり大騒ぎをしている。「お父さんを起して!」と娘に頼んで、タヌキを追っかけた。懐中電灯だけで山を走るのだから、もうたいへん!格好は寝巻きに、長靴、首に懐中電灯をぶら下げて、タヌキを追っかけて・・手には鉄筋の棒をもって、可笑しいやら悔しいやら、で、見付けた出入り口を。パパさんがきて取りあえずの鉄筋を出入り口に打ってくれたけど・・・
これだけの羽なら、きっと、2羽はやられているかも・・でも、出入り口に羽はついて無かったから、まだどこかにいるかもッて探したら、いた!。
散らかってた羽は、全部1羽の羽・・・しっぽも、腹も背中も羽が無い!!お尻なんで無惨に噛まれて、でもさすが年食った叔母さん烏こっけいで、力任せに逃げたようです。よう頑張った!!えらい!!ヒヨコ岳の小屋に避難させてひとまず、終。それが1時30分
寝ようとしたら身体中どろまぶれで、(山を走ったもんなあ)寝間着を脱いでセーターを着てズボンを履いてぬくぬくの布団にもぐって・・・
また、カンカンの音に目が覚めて、また山へ走った。何ごとも無くやれやれ、それが4時すぎ、いいかげんにしてくれ!!!
もちろんもう一度寝た。
おばさん鳥が頑張ったから良かったけど、どうにかしないと全滅だよ〜〜!!
パパさんが帰ったら、夕方忙しいけどきちんと点検しなおしだ〜〜。
明日孵る玉子をほっぽりだしてお母さんとりがいない。恐かったのだろうけど、たまごのなかでもう、ぴーぴー云ってる。仕方が無いのでこたつで温めていたらお昼頃帰って来た。「よくかえったね〜」すぐこたつから、お母さん鳥のお腹へ移して・・・
生き物を飼っていたら、もう大変!!それでも好きなものは好き!!
止められない〜〜!!
タヌキを追っかけて山うをはしっていたときに、落ち武者さんがいた所を通ったけど、すこし恐いっておもったけど、タヌキ憎さで、通れた!!
足がすくんだよ〜〜鉄筋を振り回してた〜〜。人が見なくて良かった。マザー