私は女です。

私には、子宮がない。子宮筋腫で今から15年前に取ってもらったから、其れから生理ってない。(当たり前だけど)だから羽のついたナプキンなんて見てないし使った事がない、残念!!お腹になんか固まりが手で触れる??多分これが子宮だなんてのんきに構えていたら、だんだん其れが大きく成って来て、仰け反ったり歩いたりしたら、つっぱって痛いと思いだして其れでも、痛さには鈍感な私なので、キャディとして働いていたしまあ何れだけ大きく成るかまってみようなんて構えていた。その内、カートについて歩くのが辛く成って済生会病院へ・・筋腫が大きくなったので取って下さいッて行ったら明日入院ってことになった。検査をして2日後に手術、800グラムの大きな筋腫で腸に癒着していて危ないとこだったそうだ。
もう子供はいらないし、取っ手も別に・・って思っていたけど、やっぱりあるべき物はあったほうが良い!!
夫婦生活は出来るようにしてくださったのだけど、道具じゃあないでしょう?やっぱり子宮があってこその夫婦生活です。一度ためして其れっきり私達の夜の生活は終りました。先生は、上手に作りましたよ〜っていって下さったのだけど、やっぱり作り物の道具みたいで、パパさんに聞いた事無いけど、使い勝手の悪い道具だったんじゃあないかな?
夫婦生活って大切なものですよね。それがないと侘びしいし、愛情を感じられない。私だけかもね。でも43才でセックス無しはちょっと辛い!!

今はやっと更年期も終りかけたけど、この15年死んだ女だったような気がしています。
こんな私でも、もう一度結婚したいと思って(私を女と見てくれる人がいるかも・・)パパさんに離婚を云った事があった。パパさん、家の中をめちゃくちゃに壊して足の踏み場の無い家で私が我慢しさえすれば、結婚生活は続くんだ・・・と諦めた。障子も襖もサッシもこなごなの中、泣いた。

あれから9年、我が家はまだ襖の無い部屋があるしサッシは模様違いだし、タンスも後ろはガムテープで貼ってあります。それでも、夫婦として機能しているのだから、これが究極の愛かもね。
ということで、あるものはあった方が良いって云いたかったんだ。
子宮が無いから、女を我慢するって哀しいね。
私達仲良し夫婦って見られています。私の最後の見栄かもね。マザー