私は美容師・・・だった。

今日はじゃがいもっを掘った。でパパさんが手伝ってくれて、難なく早く済んだ〜〜さあどれぐらいの収穫?6,70キロぐらいかな、やっぱり少ない、けど又秋じゃがも植えるので、十分ある。人様へ上げる分が多いからね。
ふわふわ毛のドイツシルバーって烏こっけいが、どうしてだかオスのボス競争に敗れて、板の後ろやら、わらの影やらに隠れだしてもう2週間に成る.この間までもてもてお兄さんだったのに、どういう理由だか・・謎、で、あんまり可哀想なので外の烏こっけいのいない所で少し休ましてあげようと連れでしたら、逃げた。山に入ってしまってでて来ない。狐にやられてしまう。あぁー失敗!!夕方までに出てくるといいけど・・・

私が二十歳で美容師の免許を取って、取るまでの色んないきさつなんて合ったけど、とにかくとって、さあ、これで一丁前、腕に技術うを付けに行かなくっちゃァって大阪に行った。
で、新聞を見て美容師募集の広告を見て行った。面接を受けて技術も見ずに採用、先生が通いでお弟子さんが一人、だからつなぎの技術者者がいるんだとは思うけど、私に仕上げまで出来る技術はなかった・・・
まあどうにか成るとは思っていたけど生きた心地ではなかった。

あるとき美人の方がこられて、「結婚式に行きますので巻き毛で華やかにしてください」って言われ、ままよとカールで撒いて、ブラッシングだけで仕上げて、スプレーで固定させ、祈った〔壊れませんように・〕
でその頃の髪はごてごてな感じが流行っていたのでカールだけの髪が果たして結婚式に合うか、泣きたいぐらい不安で夕方に怒鳴り込まれるんじゃあないか怯えていた。
後日談で、素敵な髪だったと言われたそうだ・・ひぇーあぶねぇー!
焦るけど、やっぱ、センスがなかった、田舎もんだった、で、義父の死をチャンスで帰った。あぁーばれなかった〜って思ったのは私だけかも・・。

私は、美容師を辞めた。あぁ〜惜しかった。今のこの性格と数年を頑張れば、いい腕の美容師として独立も夢でなかったかも・・・ってない、ない。
センスと手先の様さが一番なのに私にはどんな髪がその人に似合うかさえ、分からなかったもの。
でもね、これが無駄ではなかったんだよね。パパさんのカットも、子供のカットももちろん私のカットもパーマも出来るから・・・結婚して1度も美容院に行ったことがない。髪さえも、自給自足だ。!!(*^.^*)エヘ マザー