姉が・・・

電話が鳴ってパパさんが出た。「どうしたん?」に、すぐに代わってでた。姉からだった。
「お姉ちゃん、あんたが心配でね〜元気かどうか気になって!』
『お酒飲んでる?」「うん、飲まないと居れんのよ〜」力のない姉の声・・
自尊心で作られているかと思うぐらいの姉がなんだか、ぐちゃぐちゃ・・「どうした〜?」
姉は父の先妻の子。義兄の理容院を手伝っていた。美容院を経営してた技術を使うことなくただ、美しくカリスマ的な雰囲気で理容院に貢献してたような・・?
義兄も美形だからお雛様のような夫婦.私は娘だったから憧れていた。

その姉が、涙ぐちゃぐちゃで心の中をさらけ出して(-。−;)
美しいもの以外を全く受け付けなくて、子供、貧乏、病気、死,雨、土、埃、汗、不細工、がさつ、肥満、などすべてを否定。それらが来ることを病的に拒んで暮らしていた。
ただただ、美しかったからさもありと回りは認めていた。
足が弱かった姉は一人で町を歩けなくてて、一念発起でダンスを義兄と習い始めてやっと一人で100m歩けるようになったと喜んでいた。
我が家においでとどれだけ誘っても答えは「・・・」だった。
もし汚かったらって不安があったのか?ヾ('o';)ォィォィォィ
でも、確かに・・・(-。−;)
「お姉ちゃんね、汚くなってあちこち病気で・・お酒飲まんと息も出来んのよ〜。でね、お姉ちゃんよりあんたのほうがもっと大変だから大丈夫かなって思って!」
「何言いよるん?私何かせんといけん事いっぱいで病気なんか忘れちょった〜!、人間そんなにすぐには死にゃぁせん!!」
「何か、元気そうやね〜?ならお姉ちゃん、大丈夫じゃろうか?」
「うん、そん時が来たら言ってやるけん、それまでは綺麗で楽しいこといっぱいして遊び!!」
そん時・・?そん時なんてわたしゃぁ、分からん。
ならなんで言う?(-。−;)これ、私の悪い癖・・・見ては居れない時、知らん振り出来ない時、すぐに肩袖捲り上げてまかせとけぇ〜って言っちゃうんだよね。
ほっとけないって言うか、いらん世話や気って言うか・・・
姉が身の振りかまわず、自分の汚さを言うなんて姉の一大事だよ。
よっぽどのことなんだ。と言っても何にも出来ないんだけどね。( ̄へ ̄|||) ウーム

私が食べたい大名ご膳を探してるんだって!!ありがと。近いうちに行くよ!!お洒落して行くからね。楽しみに待っててね。      *マザー