ねむの木

朝からなんか変な天気。土砂降りの雨が降ったかと思うと急に晴れたり、気まま。特定疾患の申請に、今日は行かなくっちゃぁって思ってて思い切って行った。
体、ダルダル・・下関市に合併してここには支所らしきもんがあるはずって思っていたけど探し当てられなくて汗だらだら。で、社会福祉協議会の中にあった。
何でも聞けば済むのに、聞かない私の悪い癖で手間取った。
何か緊張すると、この所汗がだらだら・・・で気の毒がった保険所分室のお姉さんがテェッシュをくれて無事更新終わり!!緊張した。
昨日の疲れか体が辛い・・だるい。遊びすぎ?って反省。

朝、どこかへお食事にって言ってくれた人居たけど、、今はちょっとって断ってしまった。病気の事、知ってる人だからきっと怒っては無いと思うけど・・誘われて断った事って無かったから,悪くって。
来週に行くことをお約束。
みんな私が何処も行かない人だと知っているから何とか連れ出して上げようとの親切な気持ちなんだよ〜ありがたいね。でも本人は家が一番好きで家に居る事あんまり苦にはなってないんだよ。気持ち、ありがと!!

裏の山にねむの木の小さいのを見つけてた。パパさんが草刈のときに切らないように祈っていたのが、大きく育って今年初めて花をつけた。
うっすらピンク色に染まった裏山。思い描いていた色だよ〜。
昔この花が咲いた頃、葉っぱだけをすごいて取ってそれを大がまで煮出して祖母が髪を洗っていた光景を思い出していた。
祖母の髪は亡くなるまで黒くつややかだった。
祖父が警察官として出世をするのを内助の功で助け、年を取って田舎暮らしをしていた頃の話。
後年病気で祖母の世話をするのは私の係りだった。
美しい祖母だった。反面厳しさのある祖母で口喧しかったから叔母は辛かったかもしれない。ねむの木を煮出しながら叔母が、いかに駄目な叔母かをまだ小さかった私に声高に聞かせていた。当然叔母はそれを聞いてた。
美しい祖母の顔がゆがんで見えたのを覚えている。
祖父似の私の手を可哀想だといつも言っていた。きれいな白い美しい手をしてた祖母。私の手と代えて上げれるものならなぁっといつも言ってくれてた。
残念なことに私は祖父に似て大きなぶっとくて厚い手になってしまった。
祖母の願いは叶わず・・農家にふさわしい働く手になった。

ねむの木の淡いピンク色は祖母の色。          *マザー