美容院の先生

朝から雪。この雪の中パパさんは仕事へ。
休んだらぁって言っては見たけど、うんという人でなし。行ってらっしゃい〜〜で送り出した。
同窓会で頭が混乱。昨夜は寝られず。(*´σー`)エヘヘまだ行くと決まってはいないのにね。
もし行くとなったら場所は従兄弟の美容院の先生の近く。
でね、朝から気になっていたから電話をしてみた。
この先生はいつも年賀状をくれてたのに今年は来ない・・う〜ん?
たった1年お世話になっただけだけど、今でもお弟子さんたちや先生の家族とお付き合いしてて、もし同窓会へ行ったら泊めて貰おうと思っていた。

先生入院されてて、もう意識も無いとご主人が・・・

田舎で、美容師として働いてた先生がその勤勉ぶりを見初められて嫁に行って・・行った先がお茶の先生と表具師さんのとこ。
堅苦しい行儀作法から徹底的に教えこめれて、子供を生んで育てながら先代が残した大きな美容院の先生に納まった。
お弟子さんを10数人も抱え街で一番の大きな美容院で婚礼着付けもしていたからやり手の先生だった。
お茶の先生だった義父さんと表具師さんのご主人とお弟子さんを大勢抱えて
なんだか見ておられないほどの忙しさ。
私は特別待遇で、良くして頂いたけど、先生が嫌いだった。
主人と壮絶な喧嘩をする先生を軽蔑の眼差しで見てた。(若かったからなぁ)

先生には私を立派な美容師に育てて、後々には美容院を継がそうと思惑が有ったようだけど、私のいる所ではないなんて生意気なことを言って先生の所でインターンはしなかった。
ハイ。たった1年だけの関係。
でもね、思い出すのはそこの生活ばっか。懐かしくてあの壮絶な喧嘩でさえ懐かしい〜〜って思うから不思議。
辛くて眠らせていた精神が先生との暮らしで始めて目覚めたからだと。

その頃の姉弟子さん達が先生の周りで美容院をしてるから同窓会の後、会いたいなと・・・
なんだか、もう決定みたい。行くべきだね。
先生のお見舞いも行かなくっちゃぁ〜。ご主人80歳。先生78歳。
先生のご主人が言った『だんだん、だんだん』の言葉が耳に残ってる。

この寒さが我慢できるかが、唯一の不安。汽車はきっと暖かいやろ。
ホテルもきっと暖かいやろ。次の日の出雲大社が・・・きっと無理。
まだまだ、この悩みは続く〜〜〜
きっと、行くと返事を出すのにね(=⌒▽⌒=) ニャハハハ♪     *マザー