ああ〜自画自賛ニャハハ(*^▽^*)

箱苗の土を入れた。60cmと30cmぐらいの浅い箱に土を入れて種を蒔くんだよ。
納屋の軒の下で土に肥料と消毒の薬を入れてシャッコシャッコ混ぜるんだけど、今年は何処やらから土をまぜる、ほらっ左官さんがセメントを練るあの機械。
それを出してきてガランガ〜ラン混ぜて楽〜!だって。
そんな知恵ならパパさんなりゃこそ、最高〜!!
で、簡単に済んで・・明日は多分種まき。コシヒカリだよ。
ここら辺は粘土がきつい土地だから、お米が美味しくてね。
コシならなおさら粘りが有っておいしいお米が出来る。
収入が減ったって、年食って辛くなったって、そこに田んぼがあるからお米を作る。
百姓と言われる人たちのそれが宿命〜かな?損を承知で作る。
ある意味、職人魂かも?
だいぶ前にね、祖父母や義父母が手を抜いていい加減にしてきたこの家をどうして私が守らないといけないんだ〜?と思い悩んだ頃があった。
あまりのパパさんの無軌道ぶりと生活苦で疲れたのだろうね。
仏前で文句たらたら言って泣いてた。
どうしてちゃんと子供を育てなかった〜?どうしてこんな暮らしをしなくっちゃぁいけないの〜?文句をね、しこたま言った。
しばらく泣いてたら頭の中の幕が上がって(・−・)・・ん?

脈脈と,流るるの文字が浮かんだ。

相撲の四股名を書いてるくねくねとしたあの文字。
色んな思いがすっと胸に落ちて・・泣いた涙も乾いて。納得した。
先祖代々の人たちが脈々と今の私たちの代までこの家とこの血を伝えてきたんだとすんなりと受け入れれた。
生き方はどうであれ、草を刈って田を耕して・・守り抜いてきたこの土地を、今度は私たちが次の代に譲り渡す。
それが私たちの仕事だと脈々と流るるの言葉は言っていた。

馬鹿みたいに吹っ切れたんよ。そうなんよね。
立派とか真面目とかお金持ちとか賢くとかそんなことちっちゃいと・・
ただ、淡々とこの家を次の代へ渡す。それで良いんだと悟った。
それからね、時々迷ったら仏前に座る。
先祖の思いを受け取るために・・・(??⌒∇⌒??)キャハハハ!!
でもね、それからもどんだけ悪態をついて先祖さんと、パパさんと戦ったやら。
私はここに来たのは必然だった。私でなくてはいけなかった。
それを糧にがむしゃらにやってきた。
脈脈と流るるの一滴を残せたような(??⌒∇⌒??)キャハハハ!!ああ〜自画自賛!!
          *マザー