叔母が宗教に?

1冊の本が送られてきた。
送った人は叔父の奥さん・・パパさんの叔父さんの妻。
おばあちゃんの晩くに生まれた子供。パパさんと年が5歳しか違わない。
叔父の奥さんはなんていっても頑張り屋さん。
その頑張りようはすごいっ。努力の人かな・・
私なんぞ努力がたらないなんて見られていたと思う。

小さな時から苦労の連続で、それを乗り越えて頑張ってきた人なんだと思う。ただね、自分が頑張る人だから当然人にも同じことを期待するわけで・・・少々きつくて困っていた。
それが重い鬱を患っていっぺんに今まで築いた生き方を捨てた。
家をかまわなくなった代わりに優しくなった。
持って行ったお米を買えば済むことだからと角を立てて受け取らなかった叔母だったけど。
私、この叔母が嫌いに成れないんよ。
色んな事言われたし、嫌な思いもしたけれど、なんだかその一生懸命さが可哀想でね・・・まるで自分を見るようで。
同じ生き方をして来た・・?言えば、同士?
苦労の違いこそあるけど、負けまいとする思いは同じ。
そうやって大人になっていつも肩肘を張って懸命に生きてきたんだと・・・

その叔母からの宗教の本。
きっと心の平静を求めて?手にした本。
それを私に送ってあげようと思うって事は私の心を覗いた?
(??⌒∇⌒??)キャハハハ!!同じ悩みと苛立ちと・・

宗教は自分の家の浄土真宗以外全く受け付けないんだけど・・
それがね素直に受け取れるんだわ〜変(*´σー`)エヘヘ
なが〜い鬱からやっと抜け出して定年になった叔父と仲良く暮している。
パパさんの叔父だから、これが女に自由なんて無いと思う人なんだわ〜。
勝手気まま??この家の血筋?一筋縄で行かない頑固もんでお金に渋い。
良くここまで一緒に暮らしたもんだと感心する。
それがね、なんか良い感じの夫婦になって・・・応援してきて良かったと・・・
癌が見つかって軽くてほっとしてる叔父と鬱が治って明るくなった叔母と・・
生涯の・・・戦友かな?
我が家の墓地に叔父の墓もならんで建ってる。
叔父がこの家を継いで居たら・・なんて時々考えるけど・・
いやいやそんな苦労は私だけで十分、これでよかったのだと思っている。
叔母さん、本をありがとう〜〜!!

もしかして、もっと良い妻になりなさい!!って昔みたいな辛口な気持ちで本を送った〜?(*´σー`)エヘヘ違うと言ってッ!!         *マザー