どうしたん?パパさん?

きのうラテェスを作ってる時、パパさんはなにやら夢中でやってた。
夕方嬉しそうに見てっ見てっと持ってきたのは、お宮の賽銭箱。
『どしたん?』
『鍵付けた〜』
『だから、どこの、なにを、どうしたん〜?』
いっぺんに言え!!めんどうやろう〜!!
聞けば、賽銭箱の取り出し口がなくなって開きっ放しで、賽銭を入れると横からお金がコロコロ出てたんだって。
引き出しを付けて取り出し口を作って鍵を付けて回りに磨きをかけて新品同様に仕上がってた。
パパさん土を触ったら天下一品の仕事をしてたけど・・(; ̄ー ̄)...ン?
何時からそんな器用な仕事が出来るようになったん?

亡くなった同級生は、手先が器用で宮大工として完璧な仕事をしてた人。
パパさん、その同級生の力を貰った〜?
今もね、あろう事か他所のトイレの床貼りに出かけている。
よその床を剥がして新しい板を張るんだよ?
なんかね、力を頂いたしか考えられない。

パパさんが『わし、なんかなんでも出来る気がしてるんじゃぁ〜』って言う。自分でも不思議で仕方ないんだと・・
もともとパパさんって不思議な人だったんよ。
エヘヘと笑って邪念が全くなくて、邪念だけで無く、何にも出来ない人だった。
自分一人の世界にしか生きられなくて、子供みたいな人だったんよ。
まぁね、ちょっと寄り道が長かったんだけどね。
守られていると強く感じる人だけど、またまた守ってくれる人が現れた〜?
最近の不思議出来事の多くはきっとパパさんを思う人たちのなせる現象だと・・・

なんか良いよねぇ〜と羨ましくも思う。
そういう生まれの人と、前世の償いをして生きないといけない人も居る。
出来るなら良い生き方をして、少しでも来世に徳を残したいなと、あと少しの人生を大切に生きて行きたいと思ってる。

パパさんを残しては死ねないなぁと思ってた。
一人には出来ないやろ〜とこの先の事を不安に思い悩んでもいた。
近頃パパさんが『お前を見送るのはわしっ』としきりに言う。
今のパパさんになら、任しても良いかと近頃思う私です。
安心できる人に成ってくれて、感謝!!

サツマイモに牛乳って合うねっ。美味しく秋を食べています。うふふ・・
           *マザー