幸せな、思い出

パパさんがね、裏山でなんか作業している?
ん?まさか?まさかよねぇ〜と疑いつつも、もしかしたら〜と言う期待も、ほんのわずかあるしぃ〜、行ってみた。
(ノ∇≦*)キャハッッッ♪昔の囲いの残骸を片付けていたんよ〜!!
もうね、夢かと思ったんよ。
何十回いや何百回言ったやら〜?
『ねぇ私も手伝うし、片付けてくれん?』って。
耳が遠いからそれで返事をしないとばっかり思っていた。
ちゃぁんと聞こえてたんだ!!(*^-^)/\(*^-^*)/\(^-^* )

この囲い、ヤギのしいちゃんを飼っていたし、名古屋コーチンを飼ってたし、そのたびにだんだん丈夫になっていた囲い。
その囲いを解くとなると・・そりゃぁ厄介。
3重4重にくくりつけてるしトタンに金網に網を巻いてて・・
わたしぃ?手伝いましたよ。
あんまり嬉しくてなんか変にはしゃいでしまってた。
まだ外は明るいのに、パパさんやめようと言い出して・・・
きっと私が采配しているように感じたからだね。
黙ってそっとといて喜ばしてやりたかったんだと・・・後で気付いた。

やいのやいの言われてしたとあっては男の面子、丸つぶれ、だもんね。

ペンチで針金を切りながら・・思い出してた。
やぎのめめちゃんと犬のロンちゃんと私が囲いの中の高台に座って遠くを眺めてたときの事を・・・
仕事を辞めてのんびりとヤギと遊ぶ夢がかなって最高に幸せな時だった。
ロンちゃんもめめちゃんもけんかもせずに仲良しでね〜(・・*)。。oO
丘の上で座ってしばし休憩するのが好きだった。
『あの頃楽しかったんよねぇ〜めめちゃんが私の膝にあごを乗せて・・・』
『・・・・』
『どこにいても姿が見えなくても呼んだら山からどっどと駆け下りてきたんよ〜』
『・・・・』
『もう一度やぎを飼うってこと無理かなぁ〜?』
『・・・・』

アハハハ・・無理だよね。
今の山を囲っているトタンを全部やり替えないとヤギを飼うってまず無理!!
大きいし力あるし体当たりしただけでトタンなんか吹っ飛ぶ。
よく道に出てしこたま草を食べたら、我が家まで帰って来て玄関から覗いたよね。
おいでというとリードなしでどこまでも着いてきて・・・
めめちゃん賢かったよね。
あんまり思い出話、したから・・・パパさん慌てて仕事を辞めたん?
(=⌒▽⌒=) ニャハハハ♪大丈夫だよ。
飼いたいなんて元気になるまでは、言わない!!        *マザー