Kさんのお見舞い

はぁ〜!!
ため息つきつつ夕食が済んだ。
今日は、パパさん近所のクヌギの木の伐採を頼まれてた。
流しにおわんと茶碗が置いてあった。納豆と卵がおかずみたい・・・
近頃毎朝こうなんよ。
(o ̄∇ ̄o)ヘヘッ♪ なんて奥さんだ??
チェーンソウの音が聞こえる・・・まっ人助けとこずかい稼ぎの、一石二鳥かな?
お昼までに木の切り倒しとこぐちに切って、お昼から病院へお見舞いに行くぞ〜と言う。
もう1ヶ月前に急に倒れて意識不明になったKさん。
ずっと家で念じてたんよ。名前を呼び続けてた。
『Kさん起きろぉ〜!!』ってね。幸いに生き戻ったと聞いている。
ずっと気になってたからパパさんがお見舞いに行くと言ってくれて嬉しかった。
Kさん食事中だった。鼻からね・・・(=_=;)シュン
名前を呼ぶと呼んだ方を見るから聞こえてるんだよね。
手を握ると指を引っ掛けて引っ張る・・・
『ねぇ、パパさん分かってるんだよぉ〜!!聞こえてるんだよ〜〜!』
耳元でパパさんが来たよと言うと探すしぐさ。
何か言いたげにうなる。
足をさすったら足も動かす。
早く帰っておいでねっ!!と言って帰ってきたけどパパさんも私もため息ばっかり。
お金持ちも貧乏人も、偉い人も偉くない人も、ハンサムも不細工な人も、大きな家に住んでいる人も小さな借家に住んでる人も、遊んだ人も真面目だった人も、一切の生き様に関係なく、病はやってくる。
まだ若いKさんが病院のベットに寝てる。
ほん、この間パパさんの草刈の手伝いをしてくれたKさんが、意識を取り戻しても自分の意思を伝えられず寝ている........( _ _)σ イジイシ
悲しいよねェ〜〜思うようにはならないもんだよねェ。
回りに人たちが次々にいなくなるから、人事のように、思えない。
明日私かもだし、パパさんかもだし(・へ・;;)うーむ・・
ねぇ?そう思ったら空しいよね〜。
あぁぁ〜もうすぐなんだと、妙に自分のこれからがまじかに思える。
一杯我慢して自分の幸せはあなたへ〜〜なんてかっこつけても、手足が不自由になってそれでも生きている事になるかも〜と思ったらもっと自由に素直に生きていくべきかと、思い悩んだ。
悩んでも考えても、人の生き方って変わらないよね・・・

私はきっとこのまんまだろうな?
良いのよ〜人が幸せならばっ!!
ってまたかっこいい事言い過ぎ〜? (??⌒∇⌒??)キャハハハ!!     *マザー