神様みたいなお友達

パパさんはお宮の何やらでバスで遠くの神社までお出かけ。
夕方まで帰らないのなら、それがはっきりしているのなら行きたい所がある。
身体障害療養施設にいるお友達のところ。
お正月の年賀状が来なかった・・気になって電話だけはしてお元気とは聞いている。
信じられないぐらいに遠慮する人だからきっと宛名を書いてもらう事も電話をかけてもらう事も遠慮しているだろうな?
お散歩のあとの足は('o';)うずいて、よちよちしか歩けないけど、今日は温かいし、行くなら今日しかないっ!!
やっと行きたい所へと行ってきました。

元気だった・・・なんだか一回り小さくなっていた。
彼女の病気は背骨が変形してて、小さい時から痛みと戦ってきた人。
薬は全く受け付けず、ただただ痛みを我慢するしかない人生だったそうです。
薬を飲むとどうなるの〜?疑問に思ってたから聞いてみた(; ̄ー ̄川
意識がなくなる・・・そうだ。
今までの色んな病院からさじを投げられて、家にいたらいざと言うときの対応が出来なくなるからと、自分から望んで療養施設に入った。
終の棲家と言ってた。
3畳の部屋に身の回りの品と車椅子。
足の感覚はなくてそれでも少しの間立っておられるから良いのよ〜!!と明るく言ってた。

彼女とは病院のベットが隣通しでお友達になった。
頭がすごく良い人で話してたら気持ちがすっきりとする。
私の分かりずらい説明にすっと核心をついた返事をしてくれる人。
小学校からろくに学校に通えず、歩けなかったり吐いたり、ひどい頭痛が続いて、原因が分からず苦労を重ねてきた人。
こんな良い人が、どうしてぇ〜?と思わなくないけどいみじくも本人が言う。
『痛みも試練も私だから耐えられるのだと思うんよ』
『本当はもう嫌だとこの命、自分で無くそうと思う時だってあったんよ』
『でも誰かに迷惑がかかるなら私が我慢したら良いんだもんね』
私・・・背中をなでてあげるだけしか出来なかった(。>0<。)ビェェン 
強いんだねぇ〜〜えらいねぇ〜!!

3ヶ月に1度買い物にいけるから不自由してないよっ!と明るく言ってるけど、甘いもの時々食べたいと思うと・・差し入れのお菓子を喜んでくれた。
v(*'-^*)bぶいっ♪また持ってくるねっ!!
帰りの車で泣いた・・・ ウワーン!!               
神様みたいなこんな心のきれいな人ほかに知らないっ!!    *マザー