昔はね・・・

夕べ、寝付けなくて8時には床に入ったのだけど、寝たのは多分12時を過ぎていた。
起きたのが7時半、だから、当然寝不足。
お昼までグダグだとしてて、コーヒーばっかり飲んでお腹も調子悪くて参った。
パパさんは初集会。
この初集会は、昔は部落の最大の行事だった。
皆さん、晴れ着を着て、お料理も作って、初顔合わせ・・・何だか怖い印象だった。
昔はね、年長さんの指示に従わない者は、村八分にあうというほど、戒律が厳しかったのよ。
初集会の日は、部落長さんと分区長さんなど役員の奥さんが、朝早くから、お魚の煮付けと、煮しめと、お魚の汁を作っていた。
そのころは、お魚がつくなんて特別豪華だったのよ。
ずい分昔から、その通りに作っていたけど、それはそれは厳しいしきたりがあって、年かさのおばさんが生意気な若嫁をいびる場でもあった。
ずいぶん陰惨ないじめを見てきた。
私が若嫁のころ、お隣のおばさんが多分37,8歳、当然家で煮炊きもしてたから、お料理なんて出来るからね、鍋の蓋をあけて中の煮しめの様子を見たのよ。
普通見るよねぇ〜〜・・(~д~*)、ヽ`…(汗)
ところがその蓋をあけたのが気に食わなかった、年かさのおばぁちゃんが、『私の味付けが気に入らないから、自分で作りたいんじゃろう〜』とゴネタ。
土下座せんばかりに、隣のおばちゃんは謝ってたけど、今後一切味付けはせんとおばあちゃん先輩はごね続けてね。
なんか軍隊見たいだなぁと思ってみてた。

若いお嫁さんが畳のヘリを踏んでお料理を運んだと、せせら笑う先輩もいたり。
初集会なのにジーパンはいてきて驚いたぁと嘆くおばさんがいて、親の顔が見たいと言ったのよ。
お茶の注ぐ順番が違ってたと難癖をつける爺さんもいたり・・・
初集会は、その地区の人生の縮図だった。
力のある家の人は威張れる場。
貧乏やら、大して頭の良くない人は、ただただ頭を下げ続けていなければいけない場所。
そんなのおかしいよねぇ〜〜人間に違いはないっ!!
私がね、包丁持って里芋の皮を剥こうと思ったら、『あらぁぁ〜近頃の若いモンはえらいんじゃねぇ〜〜』とおばさんが叫ぶ。
『私らの若い時は包丁なんて10年は持たせてはもらえんじゃった』
『ならおばさんは最初はなにをしてましたぁ〜?』
『そりゃぁ洗いモンだがね。何をしましょうかと聞いてしかせんじゃった!!』
『なら時間かかったでしょう〜〜!!アハハハ・・今頃の人はたいていなんでも出来るから手伝わしたほうが楽できるのにっ!!』
↑の台詞、若干22歳の私の台詞です。
アハハハ・・怖いもの知らずでしたね。
当然村八分にされました・・・サァ10年ばかし?
まぁ負けずに戦ったけどね・・私だから。
今はね、初集会はお料理を取るの。
もちろん若いお嫁さんたちが立ち上げってね・・おばちゃんたちを黙らせた!!


お仏壇は、全部孫ちゃんがきれいにしてくれました。
もちろん私がもう済ましてたのよ。。

なんかおとなしいと思って行って見たら仏具を磨いてた。
孫自慢?なんて思う方もいるかもですね・・・
そう (〃 ̄∇ ̄)ノ彡☆ウキャキャキャッ 、孫自慢!!    *マザー