おやすいごよう〜!!

たぁちゃんが、また足を痛めて入院している。
義足ではやっぱり、足を守る方法はないの?
全体重が足にかかるからね。
それに、たぁちゃんの切った足のほうは昔の交通事故で発達障害があって肉がついてない。。。
それも義足が食い込むのかも〜?すぐ骨が見えるようになって、痛すぎなんだそうだ。
そのたぁちゃんが1日だけの仮退院して我が家へやって来た。
どうしても気になってる事があって、パパさんに頼みごと。
たぁちゃんの家は道下にあって、道を下りた突き当りが納屋。
その中には今年出荷した残りの米が12俵置いてあるのだそうだ。どうも、弟さんが見に来てコメの数が少なくなってるような〜?
あと10日間は入院だから、米を預かって欲しいと言う頼み。

もちっ、パパさんすぐ運んで我が家の納屋に積み上げた。
我が家なら、高台にあって泥棒が入りにくい、人目につきやすい所にあるから、安心して預けられると言う。

それがね・・・パパさんが帰るまでちょっと話したのだけど、たぁちゃんの口から思わぬ言葉が出た。
『それもこれも今の自分がこうなったのも、人に善行を行わなかった先祖や自分にあるような気がする・・・』
私・・・思わず手をたたいたんよ。うれしかったんよ。
ねぇどうしてそれが分かったん〜?つい聞いてしまった。
病院に置いてある本を読むうちに、いいと思ってしている悪いことはいつかどこかの人生に必ず出る、ことになっていて、自分が不幸と思う前に、不幸と思った人が多くいて、少なからずそれにかかわってきたって事だと書いてあったそうだ。
今頃になってそれに気がついたって、後の祭りだとは思うがなって言うんだもん、ジンと来た。
『たぁちゃん気がついてよかったよぉ〜!!それに気がついて幸いだよ〜!!』
たぁちゃんのお母さんは相当なおばあさんで、泣かされた人は多い。
たぁちゃんは、お母さん子で、それをたぁちゃんに言うのは酷なので言ってはない。
お母さんや、ご先祖さんの業を、たぁちゃんが背負うのは気の毒だから、私もパパさんも、何も言わずたぁちゃんを手伝う。
病院へ帰るたぁちゃんにサツマイモのふかしたのと、煮卵を持たした。
たぁちゃんはことのほかゆで卵が好きだからね。
75歳まで田んぼを作ると言うたぁちゃん。
後2年、出来る限り手伝うとパパさんが言ってるよ〜!!
秋は済んだんだから、入院はゆっくりしたらイイ〜!!
足を完全に治して帰っておいでね。
今日昼までお宮の土俵つくり。
明日は地区の運動会、今夜はパパさんはお宮の総会。
忙しすぎて、どこかへ行きたいという言葉もかけ辛かった。
いいもんね、三国志をゆっくり読めたから・・・(*^0゚)v ィエーイ☆彡


                        *マザー