心の親〜♡

私が美容院のインターンしてた時にご近所さんにずいぶん助けられてたんです。
女の子一人が、可愛そうに、一人で住んで、どうも食事だって碌なもん食べてなさそうなってね。
私の暮らしぶりを心配して、親切にね声をかけてくださって、親子みたいなお付き合いしてきました。
てか、して貰いっぱなしなんですけどね。。。
その頃インターンの給料ってね、さぁ5千円もらってたかな〜?
住むところは、美容院の知り合いだと言って一部屋2千円で、入居出来てたから残りが食費。
いくらその頃の時代が昔と言っても、足りないよねぇ〜?
で、↑のご近所さんがいろいろ差し入れして下さって、助けられたのです。
長崎から駆け落ちしてきたその頃40歳ぐらいのご夫婦。
自分たちもそんなに裕福な暮らしではないはずなのに、お漬物やポテトサラダや、すき焼きにおうどん入れて残り物だけどって。
そのおいしさに泣いたのよ。。。母親や姉たちが一切の援助してくれない中、ほんと、人の温かさに何度泣いたやらです。
結婚して娘たちを連れて訪ねた時の、心尽くしのお弁当は忘れられない。。。
思いやりのかけ方をこのご夫婦から教えられた、私には大切な、おこがましいけど、心の親かな?。
奥さんを35年前に亡くされて、今年の年賀状にいろいろ不自由な体になりましたと書いてあった。今年89歳なんだって…
奥さんが亡くなられた時にお訪ねしてから、35年ぶりに、ご仏前にお参りすることになったんです。
ずっと不義理をしてしまいました。
今、会って、改めてお礼を言いたいのよ。。。貴方方のお蔭で私、人の温かさに包まれて暮らしています!!ありがとう〜と。

電話かけました。。。長崎の言葉に癒されました。
待ってますよっ!!って言ってくださって。。。嬉しい!!
思うに、小さな時から祖父の家で言葉さえかけてもらえない暮らしをして、そして母からも一切の付き合いを断られ、一人で暮らしてきたから、本当に人の温かさに、生まれて初めて触れた1年だったのよね。。。
たった1年だったけど、されど1年、忘れられません!!

今一緒にいる母に、おかずをもらったぐらいで、どうしてそこまでしたい?と言われて、何とも言葉に詰まったのよ。。。
辛いときの親切は身に染む!!かな?
母には到底わからない心境でしょうね。。。。(~_~;)

短い間だったけど、私の心の母だった人のお参りに行きます〜〜!!
                     *マザー