兄が突然にっ。。。

ほんと、びっくり。
夕食の準備してる最中に玄関に人の気配??
出てみると兄だ。菓子折り持って普段着で。。。なん〜?
招き入れて、「どうしたん?」に「ナマコを取りに行ってお前の所にもと思ちょったら、まだナマコおらず、お前の所に行ってみようかと思った」だって。
兄にはもう10回ぐらいはあってるのだけど、兄とも言えず甘えられず、昔の話はタブーだし。
第一気持がね寄り添えかねてるし。
そしたら、パパさんに一杯飲もうやって言うんよ。。。
「えっ泊まるん〜?」

いいきっかけだよね、ここは勇気出さないと、こういう機会が無いと、と早速お刺身買いに、パパさんが走った。
で、男二人で宴会。私は合いの手役('◇')ゞ
ババさんは緊張してる風。ひ孫のランドセルを買うてやりたいと言ってたから、ちょうど良かったのでお祝いを早速差し出した。
お正月のお年玉もはずんでいた。。。

でだんだんと話は昔の話に移って。。。(;'∀')
これがねぇ、だれにも言ってない過去の話を、どういうわけか初めて兄が興味を示してきたので、言う時が来たのかも〜?と思って、驚かせないように小出し。
私を育ててくれた向こう側の話とずいぶん違う事に頭が混乱してる風だけど、私の方が本当〜!!
まっいじけもせず(?)精神に異常もなく(えっ?)ここまで生きてこられらのだから、よしっなんだけど、実態を知らない我が親族は???の思いみたい。
兄だって父が亡くなってずいぶん苦労をして、見たくない事をいっぱい見て可哀想な生い立ちだから、お互いに苦労したねっと言いあえば終わりだけどね、兄にとっては頑なな私を諫めようという思いもあるようで最後の、絶対に許せない話をとうとう聞かせた。
と言って私の方が可哀想だと言ってもらいたかった訳でなく、兄には本当の話を知って置いてもらいたい思いが強くなっただけだけどね。
兄。。。絶句!!
ねっ、そういう人たちもいるのよ、兄ちゃん。。。。
毎年あちらに嬉しそうに遊びに行く兄を止める理由はないしね。。。見て見ぬふりしてた。
だからと言って兄に相手達を憎んでほしいわけはなく、兄にまかせると言っておいた。
夜中2時まで話を聞いてくれて、長い間の黒い憎悪が不思議な事に消えた。
兄ちゃん。。。ありがとう〜〜!!心から、感謝!!

実はね、兄が来たのはババさんからのSOS だったみたい。
いったいどうしたか程度、なんだろ?な気持ちでナマコ取りのついでに寄ったらしい。

私の家族が一人増えたぞヽ(^o^)丿私とのかかわりあえる相手、70年ぶりに兄が。。。
ババさん、このまま、我が家に暮らすことになって、しょぼくれてます。
救い出してくれるって思ったんだろうな?
私がその昔、母がいつか救い出しに来てくれるのを毎日待ってたように。。。。

どこかで曲がりまくった海路はなかなか、もとの海路にたどり着けません。。。( ノД`)シクシク…
             *マザー